燕岳・大天井岳トレイルラン
こんばんは。9月になりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
さて、先週の8/29(土)に燕岳〜大天井岳をトレイルランしてきました。
※燕岳からの景色
当初の予定では、8/22(土)に三股スタートの常念岳→蝶ヶ岳ラウンドトレイルの予定でしたが、泣く泣く雨の為延期。。。。
しかし、在宅勤務のストレス発散したく、どーーしても、槍穂高連峰の絶景を見たくなり、思い立って行ってきました。
前日までに装備、補給食、登山計画など全て準備を終わらせて、出発当日。
16:00にリモートでの打ち合わせを終わらせ、速攻で出発!中房温泉の登山者駐車場目指します。週末の混み具合からして21:00前には到着したいところです。
休憩を適時取りつつ、安全運転を心がけて登山口駐車場に向かいます。伊勢湾岸道から高速道路に入り北上。中央道を降りて、安曇野の町を通り抜け、細いくねくねした林道を進みます。
そして予定通り21:00前に駐車場に到着。第1駐車場は残り3台くらい止められるスペースがあり。ギリギリセーフ。(第3駐車場は半分くらい埋まっていました)
しかし、運転疲れた。。。。
到着後我慢していた夕食を取り10:00には就寝。明日は4:00に登り始めたいので3:00起きです。
そして朝。予定通り起床。朝食を軽くすませ、必要なものがバックパックに入っていているか最終チェック。登山口へ向かいます。徐々に気持ちが昂ってきます。
登山口前。登山届けを提出。まだまだ暗い。ヘッテンをつけて登り始めます。
さて、本日の登山計画です。コースタイムはYAMAPを参考にして、CTに対して0.75倍で計算。下山予定は15:48ですが、天気予報では15:00ごろから雷の予定が出てましたので、それまでには下山したいところです。
第1ベンチに到着。
登山届の提出とトイレで手間取ってしまい、少し遅れて到着。ここは、写真を撮りやり過ごします。
第2ベンチ。
ここもやり過ごす。ITJの時も感じたけど、ヘッテンを付けて暗い山道を進むのは結構楽しい。ってか雑念なく集中して登れる。自然とペースが上がる。
第3ベンチ。
ここら辺りから予定コースタイムに追いつく。まだまだいける。今回のマイルールとして心拍は145rpmを超えないことを事前に決めていた。脂質をエネルギー源としたいからです。
段々と空が白んできました。美しい。静かで清々しい空気感。大好きな時間が過ぎていきます。
引き続き第3ベンチをやり過ごし、合戦小屋に到着。
だいぶ飛ばしてきたが疲労感は無し。ここで少しトイレ休憩。まだ朝早過ぎて、小屋は営業していません。
雲の上まで来ました。雲海が綺麗。空も青々としている。最高の日になりそうな予感。合戦小屋からは森林限界ゾーン。気持ちがいい。
そして、燕山荘前に到着。どーーんといきなり槍穂高連峰!これが見たかった。来てよかったと思える瞬間。
燕岳と僕。合戦小屋から伴走した親子のトレイルランナーに撮ってもらいました。この後も燕岳まで楽しく会話しながら進みました。
北アルプスの女王にふさわしい様相。優しく迎え入れてくれました。
そして、山頂に到着。気分がいい。
山頂からの景色。燕山荘が見えます。
朝から最高の天気でしたが、ここでモクモクさんが出現。そして、追い討ちをかけるように、携帯電話のバッテリー残量が40%になっていることが発覚。。。
予備バッテリー忘れた。。。。最終チェックが甘かった。。。
これ以後は、携帯の使用を極力避ける為、YAMAPのログ取りを中止。写真は控えることに。
モクモクの中をひたすら進む、岩場や鎖場、ガレ場を通り過ぎ、やっと大天荘に到着。燕岳の登りよりも、稜線区間か辛かった。
そして大天井岳頂上。なんも見えねぇ〜。
と思ったら、一瞬だけ景色が。。。
山頂から燕山荘へ戻る時も、モクモク真っ白。
カエルに見えんけど、蛙岩。
やーーーっと、燕山荘が見えてきた。めっちゃ長いぞこの稜線区間。
燕山荘到着!小休止!!
ここで最近お知り合いになった大阪のFさんと合流。テント泊に来てました。しばし、談笑。
お会いできてよかった。劔岳踏破したことのあるFさんは山の経験は僕より遥か上、色々勉強させてください。
そして、、、、
スイカ目指してくだるぅーーーー!
合戦小屋のスイカ!旨すぎるぅーーーー!!
登山者に配慮しながらスピード下山。15:00に無事に下山。脚が少しガクガク。でも、体力的にはまだ行けそう。マフェトンの効果を感じました。
さて、
今回の北アルプストレイルランを振り返ってみて思ったことがある。山を始めて7年、トレイルラン始めて5年余り。その頃に比べて少しずつだけど、成長したと思う。
このブログは、僕に山を教えてくれた高校時代からの友人が、登山やカヌーの記録を面白おかしく綴っているブログで、当時山を始めたばかりで、燕岳にチャレンジする僕も登場している。そのころに比べるとかなりの進歩。
ブログを書いている友達は、今や山雑誌「PEAKS」で連載を持つフリーのライターだ。
8月15日発売のPEAKS9月号のユーコンカワイ山岳妖怪図鑑は「妖怪ゲザンムゴン」の登場です。仲間と盛り上がった登山でも、なぜか下山時になると急にみんな口数が少なくなってしまうアレはこいつの仕業だったんですね。
— ユーコンカワイ (@yukonkawai) 2020年8月13日
今月の付録はなんとテント場サンダル。こっちもまあよくネタが尽きないもんです。 pic.twitter.com/or0YidzLYD
これからも、少しだけど、遊びに限らず成長できたらいいなぁーー、と思う。
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【反省点】
高度感の克服
稜線区間での失速あり。高度感への耐性がないから、怖さで腰が引けて滑る。余計なところに力が入るから疲れる。どうにかならんものか。。。。どうやったら慣れる?
【装備】
ミッドレイヤーは当日の気温で持っていくか判断。結局、持っていかず。
【補給食】
後ほど、精査
以上。