RUN TOMORROW ◆ road to ultratrail runner◆

3年後(2019.8~)にウルトラトレイルとウルトラマラソン100K完走を目標に、日々の練習とレース結果を書き留めます

ファットアダプテーションなるもの

今、ファットアダプテーションを実施している。ファットアダプテーションとは、炭水化物やジェルによる糖質主体の運動エネルギー供給から、オイルや体脂肪による脂質主体の運動エネルギー供給に切り替える取り組みだ。

 

きっかけは、ITJで同室となったKさんのTwitterでのつぶやき。Kさんは上州武尊山140kを完走した英雄であり、いつかは彼みたいになりたいと思っている憧れの存在だ。

 

そんな彼のTwitterで登場したファットアダプテーションITJで浮き彫りになった僕の課題(ジェルが体質似合わない、胃腸が弱い)を解決してくれそうなのだ。

 

今年のロングレースのチャレンジとしては、9月の信越五岳110kを想定している。その前にチャレンジ富士五湖100k、比叡山トレイルとあるが。。。。

 

ロングレースを勝ち抜く(完走)する為には、胃腸問題を解決することがマスト条件。

 

やるしかないな!

ここから身を削っての人体実験が始まった。

 

以下の内容は、僕がファットアダプテーションを実施してから、メモしたことをそのまま転記する。

 

1日目
コーヒーとMCTオイル5ml
空腹感はあまり感じていない。
昼食後、お腹が痛くなり下痢になる。
夜は残業パンのメロンパンと20:00に帰宅後、夕食(おでん、ご飯なし)を食べる。
腹痛は起きていない。

21 :00以降は食事なし。
仕事中から咳が出るので、薬を飲む
ノーランニング


2日目
コーヒーとMCTオイル5ml
朝から頭がぼーーっとして冴えない。頭が働かない。頭痛がする。
空腹感は意識すれば減っているなぁーと思えるレベル。
12:00にお土産の紅葉まんじゅうをゆっくり食べる。
頭痛が治らない。薬を飲む。
残業パン(焼きそばパン)とプロテイン バーを食べる。
21:00 ごろからお腹が減る。紅茶にMCTオイル5mlを入れて飲む。

21 :00以降は食事なし。
頭痛のため、ノーランニング。


3日目
起床してからの頭痛はほぼなくなる。(気にすると痛みを感じる)
少しだが頭がスッキリする。
昨日のようなボーッとした感じはない。
相変わらず、空腹感を感じる。
MCTオイル量10mlを増やす?
腹痛は無い。
夕食は帰宅中車内で残業パン(2色パン)とプロテイン バーを食べる。
帰宅後Eペースラン40分思ったよりも走れた。
その後、茹で卵2個食べる

21:00以降は食事なし。


4日目
朝の目覚めは良い。
朝食はMCTオイル10ml入りのコーヒー。
空腹感あり。
11時ごろから腹部の痛みと貧血?のような症状が出る。昼食は取れた。食事後腹部の痛み回復。
17:00に八ツ面山トレを実施。
いつも通り5回できたがパワーはあまり感じない。ペースは僅かに遅い。終了後吐き気がした。夕食はコロッケと御茶一杯の白米。幼稚でついたお餅を食べる。

21 :00以降は食事なし。


5日目
目覚めは良い。空腹僅かにあり。
MCTオイル10ml入りのコーヒーを飲んで、朝ランニング。90分 6:30ペース。徐々にスピードが落ちる。胃痛がする。モートンもあり120分走りたかったが切り上げる。徐々に距離を伸ばしていきたい。
今後、激坂坂やペース走などのポイントは夜。ロングやEペースは朝実施していく。
13:00昼食でサンドイッチ。夕食前にコーンフレーク。夕食はハンバーグと白米一杯と茹で卵。

21 :00以降は食事なし。


6日目
目覚めは良い。空腹感は僅かあり。
MCTオイル入り10mlのコーヒーを飲んでランニング 6:00ペースで40分。腹減ったので早々に切り上げる。12:30パスタと茹で卵2個食べる。18:30焼きそば御茶1杯のご飯食べる。今日は糖質多めかな。

21 :00以降は食事なし予定。

 

6日間実施したが、空腹感が辛い。ただ、私生活をしていて我慢できないレベルではない。ランニングとか運動してると辛さが増す。当然だがファットアダプテーションの効果を感じるまでには至っていない。多分1ヶ月後くらいか(静岡マラソンサブ3.25がやばい計算になる)。空腹感は個人差があるが10日を過ぎたあたりから、無くなってくるみたいなので、今は我慢の時。

 

以後、人体実験は続いていきます。

 

以上です。
 

明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

 

年末から嫁と子供達は、岐阜の嫁実家へ行き。僕は悠々自適に過ごしています。決して寂しくはありません。。。。

 

さて、年も明けて、ITJも終わったことですし、新たな目標に向けてチャレンジしていきたいと思います。

 

今のところ予定しているレースです。

刈谷かきつばたマラソン 10k

・静岡マラソン

・チャレンジ富士五湖 100k

比叡山 international Trail Run 50k

直近の本命レースは静岡マラソンです。目標はでっかく3時間15分カット!正直、難易度高いですが、スピードとランニングエコノミーを高めて挑んでいきたいです。

 

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今日は元日、走り初めでトレイルランしてきました。場所はホームの宮路山トレイルで今回はショートコース(宮路山-五井山復路)

風も少なく、天気がいい!

やっぱりトレイルラン楽しいや。

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下山後は宮道天神(みやじてんじん)へ初詣してきました。いつも遊ばせてもらっているので感謝。また遊びに来ます!

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みなさま、本年も宜しくお願い致します。

 

 

2019 IZU TRAIL Journey 2019 ~Faxbis~ 参戦 備忘録③と総括

ITJ備忘録③

年内にこの振り返りをなんとか終わらせて、スッキリ年明けしたいので、ちゃちゃっと総括まで、書き上げます。

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仁科峠のエイドを出発。いよいよ憧れのITJ極上トレイルの登場だ!風も無く、寒く無く、最高のコンディション。楽しくてしょうがない!ここを走ることができて、ほんと幸せ。トレイルランやってきてほんとよかったと思う。

ここで、ふと気がつく。あれ?脹脛ぜんぜん張ってない!全く違和感無し!仁科峠のエイドでニューハレさんがテーピング貼ってくれたお陰です。

すげーーぜ、ニューハレ!

走れるぜ、ニューハレ!

ちょーー楽しい!

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永遠と続くトレイル。ふかふかでめっちゃ走りやすい。
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時には木道地獄で苦しめられるが、階段を上り切れば素晴らしい景色が見える!
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振り返ると、今まで来た道が見える。よくこんなと遠くまで来たもんだ。
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そして、富士子ちゃんのお出まし。美しすぎる。。。

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トレイル区間が終わると、ロード区間へ。ロードはもういいわ。テンション下がる。

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ロード区間が終わると、第3エイドの土肥駐車場(累積距離:51.2km Time 9:19:50)

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ここまで来ると、流石に疲れが出てくる。そして、日が徐々に沈んできた。休憩していると、寒さで震えが出てくる。獅子汁やホットコーヒーを頂くが、震えが止まらない。防寒具を着るが止まらない。やべーーぞ。疲れや寒さ、完走への不安から、段々と思考もマイナスへ傾く。

 

俺、完走できるのか?無理なんじゃないのか?ここで辞めたいな。。。。身体が動かん。3週間走れなかったし、ここ充分だよ。頭痛がでてくるかも。。。。

 

色々理由を付けて、弱い自分が意思表示してくる。弱い自分とやり遂げたい自分。過去の自分と今の自分。自分との戦い。

 

心の底から、本当にここで諦めていいのか?

。。。。。。

 

 

 

決めた。

とりあえず身体動かそう、進めばなんとかなる!ここまできたじゃないか!残りはラスボス達磨山。そこを倒せばなんとかなる!

歩むことを決断した自分。

己に勝った瞬間。

 

決めたからにはラスボス、達磨山へ。嫌らしいことに、道のりには通称小達磨山なるニセピークが存在する。なんだかわらえてくる。

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歩みを止めず黙々と脚を進める。普段、ボランティアの誘導係の人にはありがとうございます、と挨拶するのだか、全くできないし、ランナー同士の会話がうざく。イライラしてきている。完走への不安と焦りから、嫌な自分が出てきた。当然、楽しむ余裕も無い。

 

思ったよりも達磨山までの道のりは厳しく無く、思ったよりもはやくピークに到着した。ピークでは、サンセットを見ようと選手達でいっぱいだった。僕は見る余裕もなく、ほんの少しだけ休憩してこの場を後にする。赤く染まった美しい富士山さんが見えてるのに。。。今更ながら後悔。
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達磨山のピークから降りる。夕焼け空が美しい。
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海に沈む夕日。達磨山のピークを過ぎたあたりから。少しずつ心の余裕が生まれてくる。写真の数も増えてきた。
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こころ癒される。美し過ぎて言葉にならない。
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そして、徐々に暗闇の世界へ。頭にはヘッドライトをつけて走ることになる。
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ここからは、人生初のナイトトレイル。初めのうちは、恐々、恐る恐る走っていたが、徐々に慣れてくると、なんだか楽しい。走りに集中できているし、五感で走っている感覚。このままずーーっと走っていたい気分になる。精神的にも落ち着いて来て冷静だ。

 

C5 だるま山高原レストハウスからは、ナイトトレイルの楽しさと、あと7kmゴールできる喜びで、ノンストップで走り続ける。まだこんなに走れる体力が残っているなんて驚きだ。

 

そして、トレイル区間が終わり、修善寺の町へ。ここからは勝者のみが走れる、ウィニングロードだ!ゴールまでの途中、同じペースで走っている方とお喋りしながら進む。ゴール前の赤い橋を渡り、いよいよゴールへ!

 

やったーーー!

思わず声がでる。目標としていた憧れITJのゴール!今まで、出場したレースで1番嬉しいし、充実感半端ない!ほんとあきらめず走り続けてよかった!

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やりきったぜ!FINISHER!
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順位やタイムはたいしたことないけど。ITJ満喫できたので大満足!
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 【ITJ総括】

僕はトレイルで50k以上走ったこともなく、今回のITJへのチャレンジは正直背伸びしたものだった。短縮されたコースだったけど結果的に無事にゴールできて、本当に嬉しかったし、大きな自信につながったと思う。しかし、今後100k、(仮)100mileレースを目標にするにあたり、しっかり振返りをして次に活かしたいと思う。

今回、ITJを走ってみて感じたことは、現状の走力では、本コースの場合で完走は難いと思った。Faxbisのリザルトを確認してみると、11時間前後にゴールしている選手が集中している。例年だと13時間前後が多く。傾向として2時間の差が発生している。制限時間14時間に対して、僕は13時間でゴールしているので1時間オーバーだ。なぜ、このような結果になったのか?要因を探ってみる。

①トレーニング計画の結果から

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ITJレーニング計画結果

走り込み期に全く練習が出来ていない。また、調整期で盛り返しているが、レース前3週間走れていない。計画通りに進めていないことが、走力不足の要因のひとつとなっている。おそらく計画通りに進めれば、本コースでの完走は可能だと思う。

では、なぜ計画通りに進められないのか?体調不良や天候不良、家庭の事情が主だった理由であるが、これは避けることはできない(体調不良は、ある程度予防できる)。ではどうするのか?

計画はそもそもパーフェクトに進められるものはない、予定変更にも対応できる長期スパンでの計画立てることが必要だ。今回は4ヶ月計画であったが、あまりにも融通が効かなく、調整期の走り込み不足がフォローできなかった。それと、走力低下を防ぐために、代わりになるトレーニングをする必要があると感じた。天候不良なら、ジムで急勾配トレッドミル。家庭の事情で時間が取れないなら筋トレとストレッチなど、工夫すれば何とでもなる。

②メンタルの弱さ

トレイルランニングはメンタルによって結果が大きく左右されるとツクヅク思った。備忘録のなかで、自分のメンタル面の弱さ、嫌な所が何度も出てきた。一旦マイナス方向に行くと僕の場合、深みにハマる。マイナス方向に思考がいきはじめたら、深みにはまる前に、思考の切り替えができるようになりたい。けど、どうすればいいかわからない。意識するだけでいいのか?メンタルがやられるキツイトレーニングをしればいいのか?

難しい。。。。現状が分かっただけでも良しとしよう。

③前半の腹痛

これが今回、正直結構効いている。前半は殆ど腹痛との戦いだった。レース中補給として口にしたものはジェルのみ。色々思い出してみると過去にも同じことがあった。2年前の富士五湖と大井川マラソンだ。富士五湖では口にしたのはジェルのみ。後半から吐き気がしている。この時は固形物も口にできないくらいに、やられていた。しかし、今回は仁科峠ではドカ食いできている。一方、大井川マラソンはウェストポーチの締め付けが強く、腹部を圧迫。今回のように胃腸の痛さと、ガスが溜まっていた。症状が一致している。しかも、今回はレギンスとサポトタイツでダブルで締め付けており、キツかった。腹部への圧迫が要因のような気がするが、終始痛かったわけではない。お腹に何か入れてから改善している。固形物を口にしていないからか?

腹部の要因をまとめると

①腹部への圧迫

②ジェルだけの補給

①につては今後注意するで対策できるが、②については色々とトライ&エラーで試してみないとわからない。そもそもジェル体質に合わないのか?ロングレースでは基本固形物で予備でジェルにするか。固形物でも何を選択する?

今後検証していきたいと思う。

 

以上が僕が見立てた振返りである。現状把握しただけで、対策ができていない内容もあるが、いずれ対策をしていきたい。

 

 

最後に、伊豆トレイルジャーニーはレース名のとおり「旅」

 

仲間や美しい景色と出会うことがでいますし、自身の内面と向き合うことのできる、素晴らしい旅でした。いずれまた「旅」をしたいと思います。


運営関係者の皆さま、誘導やエイドのボランティアの方々、本当にありがとうございました。

2019 IZU TRAIL Journey 2019 ~Faxbis~ 参戦 備忘録②

2019 ITJ 備忘録②

3日目に下書き保存していた記事が保存できていなくて、立ち直れない。。。。思い出しながら書きます。

【レース当日】12/8

4:00発のスタート会場までのバスに乗る為、2:30に起床。緊張のためなのか余り寝れていない。相部屋のお二方も僕と同じくらいに眼が覚めているらしく、各自ごそごそと動き出す。しばらくして、皆で1階の食事部屋で行き朝食をとった。朝食はおにぎり3個とから揚げと沢庵、卵焼き。ぼくは余り食欲が無かったので、おにぎりひとつを残し、残りをたいらげた。食事後、部屋へ戻り各々片づけと出発準備を行い部屋を出る。宿の玄関先では、ご主人が出迎えてくれていた。感謝の言葉を掛けて宿をあとにする。ご主人、最高のおもてなし、ありがとうございました。

バス停までの暗い夜道を歩き、レースの寒さ対策などを話しながらでバス停へ向かう。この時は、想像していたよりも、寒くなかったです。バス停に着きバスに乗り込むが、まだ選手は余り乗っておらず後部座席を確保出来た。15分ほどでバスのなかが選手で満員となり出発。約30分くらいでスタート会場の松崎港へ着く。会場を見るとバスは数台のみで、選手も全然到着していない様子。ほぼ一番乗り。吹きさらしの寒い会場で長時間過ごすことになりそうだ。。。。少し気が重い。荷物を持ってバスを降り、スタートゲートへ向かった。

 

憧れのITJのスタート地点に到着。

寒さを忘れて、テンションがめっちゃ上がる!

 

すげーーーぞ。

 

そして、相部屋の3人で記念撮影。その後、握手をして健闘を誓い合います。いい出会いが出来ました。本当にありがとうございます!この出会いだけでもITJに参戦した意義があったと思います。

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その後、Tさんはお仲間の元へ。僕とKさんはスタート直後まで行動を共にしました。スタートまで1時間半ちかくありましたが、Kさんと話が尽きることなく、ほんと楽しい時間を過ごす事ができた。感謝しかないです。

 

そして、スタートまで30分。Kさんとスタートゲート向かいます。Kさんのお誘いで結構前列に並びました。今までのレースでは後部からのスタートで、これほどまでに前列でしかもITJの大舞台。

 

これは、やばい。。。

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後ろを見ると、凄いひとの数。おそらく1000人以上!
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しかし、前列には前列の特権がある。レース渋滞を避ける事ができるし、何よりも、スタート前のプロローグを楽しめるのだ。スタート直前の演出は、ほんと盛り上がった。映画「AKIRA」の曲に載せながら選手皆、お祭り騒ぎ。

 

ラッセラッセラッセラッセ ラッセf:id:warakeru:20191230055301j:image

隣にいるKさんと最高に盛り上がる!

そして、いよいよ10秒前のカウントダウンを迎える。ここで、Kさんと握手を交わし、プロディサーの鏑木さんにと千葉さんの掛け声による号砲と共にレースがスタート!制限時間14時間約70kに及ぶトレイルレースの幕開けだ。

ここでKさんとはお別れ。走力が全然違うので先に行ってもらいました。

 

今年のITJは台風の影響によりコース前半が大幅に変更。約40Km地点の仁科峠までがほとんどロード区間になりました。

※上が2019年全然違うでしょf:id:warakeru:20191230084946j:image

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ITJ名物の神々しいスタートゲートをくぐりゴールの修善寺を目指します。僕自身3週間ぶりのラン。脚の具合を確認しながらのスタート。

 

ロードの登りを3Kmほど進み、その後はトレイルへ。トレイルの入り口は少しだけ渋滞していましたが、5分もしないうちに進むことができました。気温はウィンドジェルを着ていると暑い感じ。走りながら脱ぎました。

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そしてしばらくすると、またロード。この後はずーーっとロードです。6kmくらい進んだ後、緩い降りになります。

 

第1エイド A1(白川)13.5km タイム

名物の桜餅を沢山頂きました。この先、仁科峠までエイドがない為、補給をしっかり取りエイドを後にする。ここまでは、かなりいいペースだ。

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順調、順調。脚を止めることなく、写真を撮る余裕もある。楽しいぜITJ

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この先の仁科峠まで、このペースでいけそうな感じ。白川のエイドを過ぎてしばらくはゆるい降りです。脚も余裕余力があるし、心肺も大丈夫。

 

白川の集落を通り過ぎたあたりから、登り基調になります。しかし、この辺りからなんだかお腹(腸)が痛くなり始める。しかもオナラがとまらん。なぜだ?腹痛を抱えながらの登りは正直キツイ。歩きとランを繰り返しながらどんどんペースが落ちてくるし、どんどん抜かされる。それに加えて、ミッドウェアを着ているとかなり暑いし、汗がすごい。脱ぎたい衝動に駆られるが、なぜか着たまま。

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C1万野の森入り口(累積距離22.9km)を過ぎた辺り。この辺りからほぼ歩き。林道地獄から開放されて、やっといい景色が拝める。気分的に楽になるが、やはりお腹が痛いし、オナラが止まらない。完走できるか不安に駆られる。完全にマイナス思考。

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C2滝見林道出口(累積距離35.4km)付近

もうこの辺りから、走る時と歩く時の振動で、腹部に激痛が走る。そして、便意にも駆られて早くトイレがないかと焦る。全く余裕無し。少し吐き気もする。たびたび立ち止まることも。全然レースを楽しめていない自分がいる。

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滝を過ぎて少し降ると、待ち望んでいたトイレ発見!でも10人くらい並んでるやん。。

仁科峠まで残り3kmくらい。我慢するか並ぶか悩むが、やはり我慢できんから並ぶことにする。結局、ここで30分近くロスすることになってしまう。僕の目標は完走だか、それも不安になる。トイレでは結局、おならしか出ん。しかもデカイの。何だコリャ。(汚い話でごめんなさい)

少しスッキリして仁科峠までランと歩きを繰り返す。ここら辺りから脹脛付近に張りが出てくる。実はオーバープロネーション対策でインソール 調整をしていたばかりだ。その影響が出ているのかもしない。

トイレで大きなオナラをしたお陰で、だいぶ楽になる。暫く進みと、だんだんと視界が開けてくる。

 

すげーーーぞ!

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景色を観ながら、ゆっくりゆっくり歩みを進める。
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やっと仁科峠!やっとだ!
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テンション上がる!疲れがぶっ飛ぶ!
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そして。。。。

念願の富士子ちゃんのお出まし!めっちゃ綺麗!苦労してきた分、感動もひとしお。ここまで頑張ってきてよかった!

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さてここからは、長かったロード区間が終わり、約1kmほどトレイルになります。このトレイル区間は今までの鬱憤を晴らすかのように、飛ばす飛ばす。トレイルめっちゃ楽しい!

 

そして、遠かった仁科峠へ到着!時刻は12時32分。ここまでほぼロード。フルマラソンの距離で峠走をした感じです。

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仁科峠名物のしおかつおうどんを頂く。ここまでほぼジェルしか口にしてなかったので、うどんのしょっぱさと暖かさが胃腸を元気にする。そして、パンも3つほどドカ食いする。

俺腹減ってたんだと、今更気付いた。そして、コーヒーも2杯お代わりして完全復活。お腹も痛くないぞ!
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お腹と気力も満たされ、次はニューハーレーの詰所へ向かう。ここでは選手に無料でテーピングを施してくれるサービスをしているのだ。僕はそこに行き、脹脛にテーピング処置をしてもらう。結局、仁科峠で40分ほど過ごす。ゆっくりし過ぎた。

 

さて、ここからはいよいよITJ極上トレイル区間の始まりだ!

 

備忘録③へ続く。

 

2019 IZU TRAIL Journey 2019 ~Faxbis~ 参戦 備忘録①

激動のITJが終わってから2週間。ようやくITJロスから抜け出し、次へのチャレンジ向けて動き出せるようになってきました。

 

ITJの記憶が薄れないうちに、今回のレースを振り返りたいと思います。

 

願の 伊豆トレイルジャーニー(Faxbis)に参戦!

 

www.izutrailjourney.com

軽度の右側椎骨動脈解離により、出場がかなり厳しかったですが、医療機関の検査後、2週間の間に頭痛は無く、鎮痛剤も飲まない状態でしたので(条件付で医師の了解有り)、家族の了解を得て、出場を決意しました。但し、心拍を150bpm以下に抑える。そして、少しでも頭痛を感じたらリタイアする事を条件としました。※3週間程ノートレーニン

 

【装備】

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◆ウェアー類◆

ARC’TERYX Rho LTW Beanie

SALOMON XA+CAP(暑かった時用)

TNF ストライクトレイルフーディ

Answer 4 パワーグリッドフルジップフーディ

finetrack メリノスピンサーモ ロングスリーブ

finetrack  スキンメッシュT

TNF  ランニングショートパンツ

MHW 裏起毛のタイツ

C3fit インパクトエアーハーフタイツ

finetrack スキンメッシュブリーフ

RXL Type-MS

SALOMON FAST WING WINTER GLOVE U

ユニクロ ウルトラライトダウン(未使用)

Patagonia フーディーニパンツ(スタート前と日没に使用)

◆ギア類◆

UD AK Mountain Vest 3.0

LEDLENSER H8R +予備電池

UD ソフトフラスク 500ml 2本

◆シューズ ◆

TECNICA インフェルノ X-lite 3.0

◆その他◆

貼るカイロ

テーピング

携帯トイレ(100均)

SOL エマージェンシーブランケット

予備ヘッドライトと予備電池

非常用の薬(頭痛薬)

ジェル メダリスト7個 カフェイン入りMEITAN 2個 メダリスト アミノダイレクト5500 7個

ピーナッツ1袋

 

【レース前日】12月7日(土)

第1回目のブリーフィング(13:30~)に間に合わせる為、自宅を7:30に出発。自宅から車場の「虹の郷」までに4時間くらい掛かり11:30ごろに着きました。そこから12:00発のバス(有料:1500円)に乗り、1時間半くらいで会場の松崎町環境改善センターに着く。会場に着いたのはブリーフィングが始まるぎりぎりの時間でした。

それにしても、愛知から松崎町まで遠いなぁ。。。。

 

松崎新港から受付会場までの道程。

歩いて10分くらいで会場に着きます。

会場までにITJの幟が立っていて、いい感じの雰囲気です。

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受け会場の松崎町環境改善センター。

僕は初めての会場入りでしたので、少し緊張。

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ブリーフィングの会場入る。しかし、会場は超満員。僕は2階席の後ろで立ち見の状態でした。第1回目のブリーフィング、ギリギリセーフ、間に合った!

 

そして、いよいよブリーフィングが始まります。(動画が無いので音楽だけ。音楽聴いただけで思い出し感極まる)


https://www.youtube.com/playlist?list=PLgJM1WiF3dD1la7AgA9SCAvtef1b_fgyq


ブリーフィングの演出は今まで出たどのレースよりも、鳥肌が立くらいかっこよかった。日本の古くから伝わる伝統文化を感じさせる演出で「まじ、すげーー」としか思えませんでした。しかしその反面、走力や実績のない自分が、こんな大舞台に出ていいのかと意気消沈してしまった。

 

総合プロデューサーの千葉達雄さんと、コースプロデューサーの我らがレジェンド、鏑木毅さんが、完走するまでの行程を注意深く、分かりやすく説明してくれました。要点は2つ「前半飛ばすな」「稜線や日没は寒さに備えろ、でも日中は暑いかも」である。

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ブリーフィング後、装備品チェックへ。初めての装備品チェックなので、かなりテンパリました。今回のチェック対象装備は、携帯用カップ、ヘッドライト2個とレインジャケット、グローブ、フラッシュライトの5項目。事前に装備品については、1つにまとめていたつもりでしたが、レインジャケットがなかなか見つからず、焦りました。結局、バックパックの奥から見つけ出し、事なきを得ましたが、次はヘッドライトの点灯チェックで、メインライトの灯が付かない。。。確認すると、電池ソケットの納まりが悪く、スイッチを入れてもつきませんでした。ソケットを入れ直し、スイッチオン。LEDの灯りがつきました。よかった。。。

装備品チェックが終わると、ゼッケンと地図、参加賞のTシャツを受け取り受付完了となります。ほっとしました。

装備品チェックと受付が終わると、このように電子チケットに「装備品確認済」の電子スタンプを押してもらえます。

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受付終了、次はEXPO会場にあるノースフェイス のブースへ向かいました。ここでは不要になったTシャツ(過去のITJのTシャツだけでなく、ITJ以外の参加賞Tシャツやその他のランニングTシャツでも可)を回収して、協力した選手にノースフェイス 製のソフトカップをプレしてくれる企画が開催されていましたので、参加させて頂きました。

ソフトフラスク頂きました!ありがとうございます!

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そのあとは、おもてなしブースにてうどんやハンペンを食べて、今夜泊まる宿へと向かいます。

 

今回泊まる宿は雲見温泉黒潮」。送迎バスに30分くらい揺られながら、雲見温泉の停留所に着きました。雲見温泉は大会の中でも一番遠いところにある為、選手が次から次へと途中の停留所で降りていくので、雲見まで間不安が募りました。結局、3名くらいが最後まで残り、雲見温泉で降ります。停留所では旅客の方が宿まで案内してくれたので、迷わずつけました。

 

さて今回は、3名の相部屋。人見知りな僕にとって大きなチャレンジでした。既にお二人は部屋に着いており、僕が最後。ドキドキしながら部屋に入ると、気さくな感じのいい雰囲気なお二人。第一印象で不安が安心へとなりました。本当によかった^ ^

温泉に入り、お二人と明日のレースの事や、参戦したレースの事をお話しました。お二人のレース戦歴は凄く僕よりもレベルは遥か上。特にお若いKさんは上州武尊山140kを完走。そして、2020 UTMFへの参戦が決まっており、僕にとってみたら雲の上の存在でしたが、ほんと話しやすい方で、走り方(股関節の使い方)や普段のトレーニング、ストレッチのやり方まで教えて頂き、本当に勉強になりました。ありがとうございました。

 

楽しいお話をした後、3人で食事へ。

スゲーーー豪華でした!

特にアコウダイの煮付けは絶品!

これだけでご飯、何杯も行けます。

お宿のご主人、最高のおもてなしありがとうございました。

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食事後、談笑しながら部屋戻り明日の準備を行い、20:00に消灯。明日のレースに向けて身体を休めます。

※既に緊張してあまり寝れなかったです。

 

備忘録②へ続く

 

ITJ 限りなく赤信号

いきなりですが、ブログの題名の通りITJの出場が、かなりやばくなってます。


実は、先々週の土曜日(息子の生活発表会)の日から、右の後頭部辺りからくる頭痛が発生していました。いつもの偏頭痛だと思い、暫く様子を見ていましたが、全然治りません。むしろ酷くなってきて、鎮痛剤手放せない状態に。6日経ってもよくならないので、思い立って脳神経外科へ行ってみました。MIRやら血液造影剤を打ってのCTを行い、頭痛の原因がようやく判明しました。原因は、


程度の軽い椎骨動脈の解離でした。


医師の説明では、程度は軽いので通常の生活を送ってくれればいい。特に注意する事もなく、経過観察で3週間後に再度MRIを撮り血管に変化がないか確認するとのでした。


程度が軽いとは言え、脳の血管に剥離が起きている事態と、医師の説明内容とのギャップに困惑。どうすればいいんだ?2週間後のITJはでれるの?


ドキドキしながら先生に運動(マラソンって聞いてみた)の可否について恐る恐る聞いてみた。


先生の回答は「運動はいいよ。ただし、頭痛はしばらく続くよ。それでもできる?やれても、首に負荷のかかる運動は控えること。」


微妙な回答。無理なのかITJ


診察を終えて、車で帰る途中。少しだけ泣けてきた。「何やってんだ俺…。」


診察から5日間経った今日、頭痛はだいぶ治まってきている。酷い時には、1日3回以上鎮痛薬を飲んでいたが1回で済むようになってきた。解離が治まり血管が徐々に修復されてきているのかも。


12/8のITJまで、残り12日。どこまで回復度合いで出場するか決めたいと思う。最低条件は完全に頭痛が治まっている事。スタートライに立てても、心拍などのレース中の条件も必要だ。


無理せず、回復に努めたい。今は我慢する時だ。



息子よ、パパも頑張るよ!

こんばんは。


昨日は息子の生活発表会でした。

演舞の内容はトトロ。トトロの歌にあわて踊っていましたが、演技中の息子は正直めっちゃかわいかったです。お歌も他の園児に負けないくらいな大きな声で歌っていました。息子の成長に驚きでした。

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「息子よ。よく頑張った!」


さて、練習の振返りです。

11/6:岩本式サブ3.5卒険⇒合格 評価:◎

現状把握の為にチャレンジしてみた。多分不合格だと予想してたが、意外にも辛うじて合格。最後の5kを粘れたことが嬉しかった。今後は自分の走力を確認する為に、定期的に実施したいし、3月の静岡マラソンまでにはサブ3.25の卒険を達成したい。

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11/8:八面山激坂インターバル×5本 評価:〇

激坂トレ2週目。以前に比べて僅かだけれども、少しだけ楽になった気がする。但しキツイ練習には変わりなし。ITJまで毎週実施する。

11/11:猿投山-雲興寺往復トレイルラン 評価:〇

有休取得して猿投山へ。何時もの猿投山‐雲興寺奥のキャンプ場まで往復する。復路の猿投山から雨がどしゃ降り。雷が鳴ってきた為、即退散。終わった後の疲労感は余り無し。ロードなら20k以上はまだまだ走れそうで、猿投山の往復程度であれば、全然いけそうな感じ。力が付いてきたってことか。

11/13:430ペース走 5kで撃沈 評価:×

う~ん。先々週に430ペース走で10k達成できたので、実施したが撃沈。なぜか気持ちが乗らない。何時もなら5k付近でスイッチが入るけれども、今回は入らない。あまり無理してもいいこと無いので諦めた。

11/15:八面山 激坂インターバル ×4本内1本全力 評価:◎

ストラバで友達になったヒロタカさんと初対面。待っててくれてありがとうございます。ヒロタカさんとUPを2本くらい行い。その後は、全力で頂上まで競争!!山頂に着く前に酸欠状態で、脚が上がらず全然前に進まない。。。倒れこんでヒロタカさんの後でゴール。やっぱりヒロタカさんはえーーー。フルサブ3時間10分きりの走力は伊達じゃないです。その後ダウンの1本を行い終了。単独での練習では出せない追い込みが出来たのが大きい練習でした。練習後、走り方や「カント調整」につて沢山教えていただきました。まだまだ伸び代があることに気づかせてくれたヒロタカさんに感謝。「カント調整」チャレンジしたいです。

11/16:とぼね山 峠走 平均ペース6:53 評価:◎

八面山激坂トレの翌日なので、あまり走れないと思っていたが結構走れた。平均ペースも前回は7:30(前々回は8:00)で今回は6:53で結構上がってきている。登りの走り方については、昨日、ヒロタカさんに教えてもらった、膝が内側に倒れこむのはダメ。膝をまっすぐに前に下ろして、反力を前に出すことを意識して走った。確かに力強い推進力を体感することが出来た。おおきな収穫である。


11/16までの月間走行距離と月間累積標高

月間走行距離:105K

月間累積標高:4400m

今週末は2日とも、トレイルランを行う予定なので月間累積は8000mくらいは行けそう。月間走行距離も250Kは達成したい。


少しずつですが、練習の成果を実感できるレベルにやっとなりました。ITJまでに万全の体制で挑みたいです。息子よ、パパも頑張るよ!